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なんでアル……。
俺の恋人に
―――告白してるんだよ?
動揺しながらも
なんとか音を起てずに
ドアを閉めた。
えっちょ…
は?え?
嘘だろ………?
信じたくなくて
現実を受け入れられなくて…。
聞き間違えだと思いたくて、
俺はドアに耳をくっつけて
会話をきこうとした。
「アルフレッドさん……。」
「ははは……。
菊がアーサーの恋人って
わかってるけど
好きになっちゃったんだぞ…
無理って事はわかってたんだけど…。どうしても伝えたかったんだぞ…。」
「………。」
「…。
ごめん…菊。」
「ま、待って下さい!!」
………。
菊まで俺を裏切るのか?
おまえまで……。
俺の事好きっていってくれたじゃねぇかよ…。
ずっと一緒にいるって……。
言ってくれたよな?
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