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でも、そんな俺の思いとは裏腹に
菊が言った言葉は………
「私も…好きです…。」
「え…?」
「私もアルフレッドさんの事ずっと好きでだったんですっ…。」
「え、でも…君にはアーサーが……。」
「っ………。
アーサーさんもすきです…。」
「?」
「でも…
アルフレッドさんの方が好きなんです…。」
「……!?」
「最低…ですよねっ……
アーサーさんに悪いと思いつつ、
アーサーさんの優しさに頼ってたんです…。」
「菊…きみ…。」
「幻滅しましたよね…?
私、アルフレッドさんが私に対して思ってるイメージと
全然違うと思います…。」
なにいってんだよ
俺の事好きなんだろ?
だけど、1番じゃないって事だよな?
なら………。
――――1番がいなくなればいい。
菊…?
もう、俺しか見ないで…
俺が菊の1番になるから…
もう少しだけ待ってろよ…。
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