其の八
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「好乃です。入っていいですか?」 「・・・はい、どうぞ」 声をかけると、掠れたような返事が返ってきた。 「失礼します」 中に入ると、熱った頬に手を重ねるようにして横向きで寝ている沖田さん。 「・・・」 何か・・・ 「今、餓鬼みたいって思ったでしょ」 「!!」 こ、この人も超能力者だった。 それとも、私が顔に出やすいのだろうか。
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