その2
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女性はきょとんとした顔をした 「?…何言ってるの?」 「パレードの時、魔王にさらわれて…」 勇者の言葉を女性は遮った 「誰と間違えてるのか分からないけど、私の名前はフユコって言うのよ」 「え?じゃあ…」 何がなんだか理解出来なかった 『目の前にいるのは紛れもなく姫だ…なのにどうして…』
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