プロローグ

2/3
前へ
/411ページ
次へ
『これで最後だ!消え去れ』 魔王から放たれた黒い稲妻は、地面を抉り、とてつもない早さで蛇のように襲いかかってきた 暗黒世界に轟く雷鳴 俺の最期を連れてくる黒い閃光が眼前までやって来た みんな…ごめん… 勇者は目を閉じ、次に来るであろう死を覚悟した すると どこかで小さな、だが懐かしい声が聞こえた気がした
/411ページ

最初のコメントを投稿しよう!

154人が本棚に入れています
本棚に追加