その1

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「そんなことないわよ」 少女は、そこから出てくるのが当たり前だとでもいうようにあっさりと言った 「いや…もういいや…ちなみに君の名前は何ていうの」 「わたし?…私はユキって言うのよ、あなたは?」 「僕は…ヤマト」 「ヤマト…あまり聞かない名前ね」 「父さんの話じゃ、伝説上の国の名前…らしい」
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