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「そうなの…初めて聞いたわ」
「よく言われるよ」
ヤマトは苦笑した
「あ!もうこんなに暗くなって来ちゃった、そろそろ帰らなきゃ」
気づけば
辺りは、寂しげなオレンジ色の光にに照らされていた
「そうだね」
「じゃあ、またね」
ユキは駆け出した
どんどん小さくなって行く背中をヤマトは見送った
「さてと…そろそろ帰ろう。」
独り言のように呟いた後ヤマト少年は街の方へ歩きだした
-何でこんなものを見せるんだ?
そう考えた瞬間、勇者の意識は再び闇の中へ落ちていった。
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