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「大丈夫なのか?」
「できるだけのことはやりました………。あとはこの方次第です」
また声が聞こえる………。しかもさっきよりも鮮明に分かる……
ﾊﾟﾁｯ
｢おぉ!きづかれましたな。義信殿、目が覚めましたぞ｣
義信｢まことか!?｣
ここはいったい…………?
義信｢あんな戦場にたった一人でいるうえに変な着物を着て横たわっておって、よく無事だったな｣
更｢は………?｣
戦場?ブレザーが変な着物?
今の時代ブレザーじゃない方が珍しいと思うんだけど……。あるとすればセーラーくらい?
てかそっちがきてる鎧みたいな方がよっぽど変じゃね?
更｢ここ、どこ?｣
義信｢海津城だ｣
海津?なんか聞いたことあるよーな、ないよーな………ｯﾄﾞｺﾞｫﾝ!!
そのときものすごい雄叫びとともに城が揺れた。
更｢な、なにっ!?｣
｢も、申し上げます!上杉軍にこちらの動きを読まれ八幡原(ﾊﾁﾏﾝﾊﾞﾗ)にて待ち伏せされたとのこと｣
義信｢なに!?
こちらの戦法が読まれたのか!!?｣
な、なんかすごいことになってきゃってるけど大丈夫なの!?
ていうか上杉ってまさかあの風林火山の上杉じゃないでしょうね!??
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