未知との・・・

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「流石に[物が燃えるという結果]を創る、なんていうムチャクチャな事はできないか。」 結果を創る・・・。 発想を変えてのチャレンジであったのだが、どうやらこの案は不可能のようだ。 まあ、それを除いてもかなり強力な能力である事に変わりはないのだが。 「あとは攻撃に使ったときに、どれくらいの威力が出るのかを調べるとするか。」 彼は先ほどの木に狙いを定めると、イメージを固め始め・・・。 手の平から衝撃波を打ち出した。 無色透明のそれは空中に歪みを発生させながら木に向かって突撃し。 ぶつかる直前で、何かに阻まれて拡散した。 ヴーン、とまるでSF映画に出てくるヘンテコリンな機械の起動音の様な奇妙な音をたてながら、衝突の衝撃で円のように広がった衝撃波は何十という木を切り裂き、地面に蛇の様に長い亀裂を作った。
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