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頭が良いだろうとは予想していたが、まさかこれ程とは。
「レンジ君はどうだったの?」
「俺は101位。まあどうでも良いけど。」
レンジは自分の手元にある順位表を2人に渡しながらそう言った。
レンジには成績を他人に見られて恥ずかしい、と言うような感情は無いらしい。
そんなレンジの様子を見て、となりでブレイズが「うぅう~。」と唸ったような気がした。
「ブレイズは残念な結果に終わったようね。実技テストの合間の自習時間にどれだけ復習できるかで今後が決まってくるわよ?」
「・・・実技テスト・・・。もうそれにかけるしかない・・・。」
「・・・好きにしなさい。」
どうやらブレイズに復習する気は無いらしい。
まあレンジもする気は無いので、人の事は言えないのだが。
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