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「嘘つけぇ!そんだけやってもむしろまだ無茶苦茶なんだよ!お前の力は!!」
へいへ~い、とやる気の無い返事をしながら、レンジは身体に掛けていた身体強化やその他諸々を解除する。
「んじゃあ、武器は使っても良いんですかね?魔武器じゃないやつを。」
「ん・・・。ま、それぐらいなら勘弁してやろう。」
しめた、とレンジはニヤリと嗤った。
別に学生1人相手に、身体強化すら全て解いた状態で、武器を使わずとも圧勝する事は出来る。
だが、それでは面白みがない。
どうせなら、こないだ創ったばかりのお気に入りの武器を、実戦で試して見たかったのだ。
もう魔物相手に使った事はあったのだが、何かが物足りないのである。
「やっぱり銃で撃つなら人間が相手じゃないと・・・!」
とんでもなく危ない事を言いながら、レンジは2丁の拳銃を取り出した。
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