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私の名前は如月。
したの名前は言いません。
だって刑事ですからね。
公安の手伝いで潜入捜査してる時もあるわけですし、そう易々と個人情報なんて漏らしませんよ。
まあ、ただ単に自分の名前が嫌いなだけですが。
そんな私がなぜこんな滑稽な語りをしているのかと言うと、事態をのみ込めていないからです。
何故事故った、そして何故こんなことになった。
まさか長年うなされてきた夢の世界に、こんな形で入ることになるとは。
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