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……最後に発言した言葉が「ちょ」だけとか、私の人生ちっぽけすぎんだろ…もっとこう…【我が人生に一片の悔い無し!】とか言いたかったよ…
『なぁにそれ…バカみたい。』
なんだとこのやろう。
あ、可愛い。
『可愛くなんかないもん…あたし、嫌われっ子だもん…。』
どこがだ。可愛すぎるぞ…hshs
『気色悪い』
ツンデレきましたー!
…てか、今更だけど、ここ、何?
あの世?ソウルソサエティ?
『死んでないよ、あんた』
口が悪いけど、そこがまたよし…って、え?
いやでも…ぶつかってたよね?かなりの速度で。
『でもあなたは死んじゃダメなの。あたしの【えご】で生きてもらうから。』
エゴね。横文字苦手なのか…
『…っ、うるさいなぁ、とっととどっか行っちゃえ!』
え、どっかてどこn…
私が完全に言葉を発する前に、私の視界はフェードアウトした。
と、同時に意識も薄れていき、やがて、
私は、意識を手放した。
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