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「水野さんの彼は?」
「……忙しそうなので分からないです」
「あら、そうなの」
結衣も会いたかったらしく、すごく悔しがっている。
こんな会話を続けながらも、看板はどんどん完成に近づいていった。
「先生の旦那さんはいらっしゃらないんですかぁ?」
「うーん……どうかしら。仕事が休みだったら来るかもしれないわね」
それは是非とも見てみたい。
きっと先生とお似合いな人なんだろう。
「先生の旦那さん見てみたいです!」
「そうね。来ていたらぜひ紹介させてもらうわ」
先生の言葉に思わず二人でピースサインまでしてしまった。
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