第8話

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混雑していたけど運良く席が確保できた。 改めて戦利品?を確認すると、買った本人である悠斗さんが苦笑い。 「焼きそば、ラーメン、焼き鳥、わたあめにポップコーン……たい焼きまでありますよ」 「……ちょっと買いすぎたな。まぁゆっくり食べよう」 取り敢えず目の前にあったたい焼きを食べてみる。 あ、思ったより美味しい! 朝も準備で忙しくて朝ご飯を食べれてなかったからか、急にお腹が減ってきてどんどん進んじゃう。 「たい焼き美味そうだな」 「とっても美味しいですよ!一口食べます?」 「ああ、貰うよ」 私が持ったたい焼きを手ごと引き寄せると、そのまま一口かぶりついた。
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