Ep1出会い

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春のある晴れた日、歌舞伎町はいつも通りの賑やかさだ。 真選組の『鬼の副長』こと土方十四郎と、一番隊隊長の沖田総悟は、見回りをしていた。 この2人が一緒に見回りをして、何もないはずがない。 今日も、土方が何かしでかしたであろう沖田を追いかけていた。 土「待てェ、総悟!」 沖「待てって言われて待つバカは、土方さんぐらいですぜィ。」 土「 OT総悟ォォ!」 沖田の言葉にキレた土方は、刀を抜いて全速力で沖田に近付いていった。 その時、沖田がいきなりバズーカを取り出し、近付いてくる土方に向けた。 沖「あばよ、土方さん。」(黒笑 ドーン 土「!?」 土方は逃げる暇もなく、吹っ飛ばされてしまった。 そんな土方を、沖田は満面の笑みで見ていた。 沖「命中、やりィ!邪魔な奴も消したとこだし、帰るとするかィ。」 沖田が背を向けて帰ろうとすると、白煙の中から、刀を持って怒りに満ちた顔をした土方が出てきた。 土「 OT総悟ォォォ!!」 沖「ゲッ、ヤベ。」 沖田は土方を見るなり、走り出したが、怒りに満ちた土方のスピードは常人並ではなく、沖田はすぐに捕まってしまった。 土「 OT言い残すことはないか?」 土方は、沖田のスカーフを掴みながら、こめかみに青筋を浮かべて言った。 沖「土方さん、そんな物人に向けちゃいけねェって、お母さんから習いやせんでした?」 沖田は全く恐がる様子もなく土方をじっと見ている。 土「 OT OT」 土方の怒りはついに頂点に達し、沖田に刀を突きつけた。 沖「あらあら。そんなに怒ってるんですかィ?短気な男はもて……!!」 沖田は、土方を挑発している途中、いきなり目を見開いた。 土「?」 土方は、沖田の様子を不思議そうに見ながら振り返った。 土「!?」 そこには、1人の少女が倒れていた。
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