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鳳さんが去った後…私達は何とも言えない空気がただよっていた…
うーん…何を話そう
私は指先を顎で触りながら、何を話そうか考える…
その時、強い風が吹いたのか私の髪が靡いた。
「ねぇ志貴崎君、聞いてもいいかな?」
私は唐突に彼にそう言うと、彼はペンをはしらせて、書き終えたのか私に手帳を見せる
『いいですよ』
その文字を見て私は空を見て手を伸ばしながら
「耳が聴こえる…ってさ…どんな感じなの?」
私はそう言った
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