第三話 部活

6/21
前へ
/68ページ
次へ
それからしばらくして、橋本さんと俺は、桜の木が咲く道を歩いていた。 んー…まるでピンクロード? そんな事を思いながら俺は道を見ながら考えていたら、ふと横を歩いていた橋本さんが俺の前出て。 「志貴崎くん…知ってる?」 橋本さんの言葉に首をかしげ、俺はケータイに文字を打ち込み、橋本さんに液晶画面を見せた。 『何を?』 「二、三十年前に、この近くの何処かに不思議な桜の木があったんだって…」 橋本さんはそう言うと俺に背を向け、前を歩きながらそう言った。 そんな橋本さんの後ろ姿を見ながら俺は。 不思議な桜の木…か… と、思いながら空を見た。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加