第三話 部活

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その直後、俺の肩に手がのせられた。 俺は首をひねり振り返ると、次はホッペが人差し指でおされる感覚に襲われた。 …これは、あれだ小学生の小さい子が「ひっかかったー」とか言う悪戯の一種のあれだ…うん そう思いながら、俺はメモ帳に文字を書き、振り返り文字を見せた。 『…誰?』 「あっこんにちは…と初めましてちーちゃんじゃなくて橋本ちゃんの友達の、大谷明美「オオタニアケミ」です」 そこには長い黒髪を下でわけて、二つで縛っている女の子が立っていた。
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