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僕は運命と言う言葉が嫌いだ。
生まれ
出会い
別れ
成功をし
失敗をして
しあわせになったり不幸を抱えたり
それがもし『運命』によって決められているのだとしたら、僕たちはいったい、なんのために生まれてくるのだろう。
なんのために、生きているのだろう。
裕福な家庭に生まれるひと。
貧乏に生まれるひと。
美しい母親から生まれた、美しいひと。
そうでないひと。
そして、飢餓や戦争の真っただ中に生まれるひと。
それらすべてを『運命』で片付けなければならないとしたら、神様はずいぶん、理不尽で残酷ではないか。
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