事故と恋愛と現実

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事故から四ヶ月. 俺はようやく少しなら歩ける用になった.傷も治ってきたから親父にあっていいと言われた。 会う前も、兄貴や母は、親父は寝たきりで麻酔で意識をなくしてるから意識がある時とない時があると言っていた。 でも助かるから大丈夫だと。 でも合っても喉に呼吸器通してるから話せないと聞いていた。 母も兄貴も反応するけど呼吸器とれないと話せないと言っていた。 恐る恐る親父に会いに行くと、 意識はあって、 俺の事を見て がんばれよ がんばれ と話せた。 みんなびっくりしていた、 俺は大丈夫なのにと思ったとたん、涙が溢れてきた。 俺は親父が頑張る番だと言った。 はやく家に帰るぞと。言った それから数日。 医者から家族が呼ばれた、俺も呼ばれた。 親父は体中に菌が入ってしまって助からないと言われた。 母と兄貴はそれを知っていた。 俺は泣き潰れた、 でも親父は自力で生きた、 二度目の呼びだしも 命はないと言われたが 生き伸びた、 俺は会えるだけ親父に会いに行った、 だが 3度目言われた時は心臓体内すべてに菌が回ってしまったと言われた。 俺は3度目を言われる前に一次退院していた。 家で治療、体中の怪我後見るたび死にたくなったが、親父のためにも、自分の命を犠牲に俺を助けてくれた、かっこ良すぎる親父のためにも! 自殺はしなかった。 退院して数日、親父は亡くなった。 信じられなかった。 悲しかった。 泣いた. でもあんなに辛そうな親父を見たら楽になってよかったのかなって。 もうわからなくなってる俺何だけどさ. それから. また俺は手術で入院して。 退院した。 家に帰ると寂しかった。
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