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「えっと、春ちゃんのはこれと、これと、これ。」
私の前には、スタンガンと小刀と銃が置かれた。
私はスタンガンを手に持つ
バチッ
私がスイッチを入れたみたいで、スタンガンに電流が流れる
「きゃっ!!」
私はスタンガンを地面に落とした。
「春ちゃん、大丈夫?」
佐実川さんは苦笑いしながら言う。
「はい。多分大丈夫です」
あー、ビックリした
「多分…」
佐実川さんは苦笑いしたままだった
私はスタンガンを拾い、まじまじと見る
造りはわかった
私は次に銃を持った。
銃口を誰も居ないほうに向けて、引き金を引いた
ドキュン
木が倒れる
「ふーん…」
威力は強いようだ
「は、春ちゃん…?」
佐実川さんの顔は引きつり、青ざめていた。
「はい。」
私は銃を下ろし、佐実川さんを見た
「腕、いいんだな」
海皇寺さんは銃をじぃっと見ながら言った。
「そうですか?」
あ。
なんか、私イラついてる…?
ま、いっか
「春ちゃん、他にいるものある?」
雪乃さんはニッコリと笑っている
「カッターと、ブーメランみたいなのがあれば…」
「わかったわ。待ってて」
それから数分後、雪乃さんは戻ってきた。
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