大好きだよ

１

待てよ、まだ俺はやりたいことが山程あるんだぞ。

彼女つくって、彼女つくって、彼女つくって、彼女つくって……

どうみても一つしかやることがありませんね、本当にありがとうございました。

「はぁ……」

……ピンポーン……

軽く鬱になってたら、いきなりチャイムの音がした。

「はい、誰ですか～」

「私だよ、開けてよぉ」

「すみません、宗教かn『違うでしょ～！ 』……はいはい違いますね」

俺がドアを開けたとたん、前から抱き着かれた。

こいつの名前は西沢 美樹(にじざわ みき)
唯一の女友達だ（唯一の友達でもある）
多少変人でもあるがな。

んでもって……
「なんで抱き着いてきた？ 」

「あれ、欲j『してません！ 』なぁ～んだ、つまんないの』

「そんな胸じゃどうもこうも言えないだろ」
「酷いよ！ 」

「んで、どした？ 久しぶりじゃないか」

「何となく来ました！ 」

クスクスと笑いながらいってくる。
はぁ～、しょうがない。

「わかったよ、入れよ」
「わぁ～い！ おじゃましまーす」

大はしゃぎで入ってきた。
俺ん家はテーマパークじゃねぇつーの。