アクト1 夢への切符

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「あぁ、限定○○人にABADSが当たる奴か、でも幹久は持ってたよな?ABADS」 「あぁ、でも人気の機種だからな 中古ショップとかなら高く売れるだろ?」 ABADS、本体で元々5万円近い高価な品で しかも人気沸騰による品薄状態のため定価以上の値で買いたいと言うものもいる 発売当初は 予約すると20%引きの歌い文句でドラ○エ並の長蛇の列を作った 照間と幹久も列の先頭付近で万札を数枚握りしめ、携帯ゲーム機と食料、寝袋持ちで並んだのは良い思いでである 「なぁ、そんなことよりお前も東方やろうぜ?な?」 「またその話か?いいって(最新作まで持ってるし)」 照間はそう言うと自身が今プレイしている 地霊殿のソフトを見せる 「お前がアニメとかにそんなに詳しく無いのも知ってるけどさ 東方っていやぁもう、アイドルグループの東方旧寝かゲームの東方Projectってくらい有名なんだぜ?」 その言葉に否定しようかと思った幹久はふと考える (そうだな、そろそろ隠すのも面倒だし コイツをダシにしておおっぴらに東方デビューするか……) そう算段をつけると 幹久は照間が差し出す地霊殿(幹久はエクストラを全キャラ・スペルカードコンプ済み)を受け取る
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