アクト1 夢への切符

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「遠慮しとく、それより予約してたソフトあるか?」 「あぁ、待ってくれ えぇと……あった これだろ?」 「サンキュー!」 毎度の提案をやんわり断ると幹久は東方の最新作 『東方鬼神夜行』 を受け取る これは幻想入りした鬼の青年が起こした騒ぎをお馴染みのメンバーが解決に行くと言うもの マルチエンドはいつも通りだが 新規キャラクターの多さとファンタズムの公式復活 果てはファンタズムを超える?!と言う内容に関心は高まっている 「ふふ、そうだわ あなたにプレゼントがあるの……」 「?」 予約の品を受け取り、ニヤニヤしている幹久に店長が唐突に切り出した 正直早く帰って霊夢から順にクリアしたい幹久だったが 店長のプレゼントは今まで貴重なものばかりだったので無下にはできない 「プレゼント?」 見た目は素っ気ない様で内心期待でワクワクしている 「ふふふふ、とっておきよ」 更にハードルを上げる店長に 幹久の期待のボルテージも高まる
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