2,…監察?

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その頃、常葉はと言うと 「うー…今は…とりあえず、江戸時代かつ幕末で……新撰組の屯所にいる…と」 独り言を言いながらも自分のおかれた状況を把握しようとしていた 更にブツブツ言っていると 「常葉ぁ~入るよー」 と山崎が土方との話を終えて戻ってきた 「今から、土方さんのとこに行くんだけど…その格好じゃあ、まずいよね~」 まずいと言われても自分の服はこれしかないし…、 「仕方ない、俺のでいいか。」 と、タンスをゴソゴソとあさって、着流しを出してくれた 「それから…女ってバレルとめんどいからなぁ~」 常葉は着流しを受け取ると 「その心配ならご無用です!私、たいてい性別、間違えられますから!」 と誇らしげに言った
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