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ギャー!!ドカッ!!
えっ…?
目を開けてみると
常葉の周りにはいつの間にやら、先程の男とその仲間が血まみれで倒れていた。
「大丈夫~?」
何か呑気な声がする。
今、起きた事に理解が追いつかずに常葉は口をパクパクさせる。
倒れている男達を倒したのは今、目の前にいる男の人なのだろうか…
そう考えているのを察したのか
目の前にいる男は
「あぁ、なんか追われてたみたいだからね~」
この人のおかげで私はどうにか助かったんだ…
俯きながらも
「本当に…どうもありがとうございました」
常葉は自分の命が間一髪で助かったことに安心して急に涙がでてきた
「えっ…ちょっと、男の子が泣いちゃあ駄目でしょ~」
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