1250人が本棚に入れています
本棚に追加
山崎のその黒い笑みを見ると
常葉は何か悪寒そして危険を感じ、反射的に半歩下がり、ヌンチャクの構えに入った
が
やはり監察。山崎の動きは速かった
あっという間に常葉のヌンチャクを取り上げ
「何、しようとしてるのかな~、というか屯所に着いたよ~」
「あの…山崎さん…私、どうしてればいいですかね?」
「うーん…とりあえず副長のとこ連れて行くよ~」
副長……
…土方歳三イコール鬼!!
「私…殺されるんですか?」
山崎は僅かに目を潤ませている常葉を小動物みたいと思いながら
「そんな直ぐには殺さないでしょ~、まぁ俺もいるし大丈夫じゃん?」
と彼なりに励ました
最初のコメントを投稿しよう!