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光奈が再び目を開けるとそこは森の中だった。
ミツナ「どこだ?」
光奈はとりあえず本を出し今いる所を検索してみる。
ミツナ(どうやらここは近い国からでも100km以上離れている未開の地みたいだな。)
ページには地図と場所を示す丸と説明が書かれてあった。
ミツナ(この辺りにはユニコーンが守護する森があり、人間が立ち入ると危険である……え、もしかしてもう立ち入った?)
本を読んでいると、木の陰からオークが現れた。
オーク達は光奈を取り囲み、手に持つ斧を強く握った。
ミツナ「ほぉ……」
オーク「!?」
光奈の周りに黒いオーラが現れる。
オーク達は光奈のオーラに恐れを感じたのか1歩だけ後ずさったが、意を決したように光奈に襲いかかった。
ドカッ!バキッ!ゴスッ!
数分後…
頭から煙をだしながら倒れているオーク達と、魔法で出した竹刀を持って立っている光奈がいた。
ミツナ「あの神、いきなり危険な場所に転生させがって…
まぁいい。ストレス発散できたし。」
ちなみに光奈は小さい頃に剣道をしてたことがあったため、武器として考えついたのが竹刀だった。
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