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~自分だけの世界~。
うん。なんとも甘美な響きだ。
その空間だけは本能に従ったまま。誰にも邪魔される事なく、ただ自分がしたい事だけをする事が出来る。
夢の様なぷらいべーとたいむ。うむ。悪くない。
そんな自分だけの世界で。
自分の部屋で。
まぁやってる事と言えば。
俺「むっひょっひょ」
エロ本を視姦よろしく。舐める様に熟読しているだけなんですがね。
本能に従ったままの趣味ですが何か?。
ナニしようがエロ画像でPCをパンクさせようが、エロゲで恋姫○双しようが。
小説読書が趣味な他人様が部屋で本を読んでるのとなんら変わりない。
誰に恥じる事もない。同じ趣味だろ?。
アニメ大好きです。
映画大好きです。
うん。同じ(断言)。
人様の趣味を馬鹿にする奴が居れば、俺が同じ趣味に魔改造してやんよ。
っと。そんな俺ワールドで何をしているのかと言うと話した通り本を読んでいます。
「ぼっち処世術」のカバーを掛けた18禁ブックだ。
はい。意味が解らないって思った人はこう解釈して欲しい。
人間は過去(親フラ)から学べる。と。
学んだ結果がアレなのはご容赦願いたい。
俺「うっ……ふぅ」
語りを入れてる間に実に充実した時間が終わってしまった。
次は何をしようか。
俺「…つぎー」
起き上がり。本棚に並べてある本を指で指しながら手探りで探してみる。
俺「あー」
ぴたりと。腕が止まった。
俺「もう全部読んじまったよ~」
戻り。ベッドに足を向かわせる。そのままぽふっと音をたてて倒れ込んだ。
俺「退屈だぁー。何かやる事ないかなー」
たまの休日ってやつは本当にやる事が無い。むしろやろうと思っていた事に対してやる気が出ない。
暇ならば出掛ければいいものも。
一緒に出掛ける友達も居ないし、出不精な俺はそこまで行動的にはなれず。
かと言って。部屋で退屈を紛らわす趣味もそれほど無い。
俺「新しい趣味でも探そうかしら」ゆっくりと上体を起こし部屋を見渡す。
俺「お」
部屋の一角に積みゲー発見。
四つん這いになりゲームが置いてある場所に移動する。
上から一個一個取りながら確認する。
俺「なにかないかなー…っと」
手は一つのゲームで止まった。可愛い女の子達が映る表紙効果もあったのかも知れない。
「三国志」
俺「こんなゲーム持ってたっけ?もしかしてアレか。積みゲした後にベスト版を買ってしまう現象か?」
実に困る。
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