戻らないあの夏の日

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「本当に光ちゃんに言ってやる…」 そう言うと俺に背を向け走って行く。 今から光の所に行くつもりか! 「俺が悪かった!世界で一番可愛いい葵許してくれ!」 大声でそう言うと走っていた方向を変え俺に向かって突進して来た。 「いって…」 「それ本当?」 「本当に本当だ。」 頭を撫でてやると気持ち良さそうに目を細めた。 無邪気な奴。 だけどそれは葵の良いところだ。 .
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