VOL.02

2/2
前へ
/171ページ
次へ
麻生博明 ミュージシャンであり、バイトでハッカーをやっている。 それこそ、6ヶ月前の事件では世界を救う大役と言っても過言ではない仕事をした。 しかしながら、この世界から支配者である山田の世界に飛んだのはある意味危ない橋だったと言える。 半ば運よく帰ってこれたようなもんだ。 思えば、なぜ帰ってこれたのか?という答えを未だに見つけられてない。 何か見えない力が働いたということしかわからない。 しかしながら、そういう意味では彼女との出会いも同等なものを感じる。 四ヶ月前 ある一人の女性と出会う。 その女性の名は 如月亜紀 そう、偶然にも博明が開発した人口知能プログラムの名前も「如月亜紀」 これは偶然なのだろうか? ただ、博明がプログラムしたアバター(プログラムのキャラクターデザイン)と亜紀の容姿は大きく異なっていた。 しかしながら、博明と亜紀があるきっかけで急接近したのは言うまでもない。
/171ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加