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「えへへ~ゴメンゴメン!まぁ幼なじみのよしみって事で!んじゃ学校に行こう!」
笑顔で謝っている彼女は春野眞由香(ハルノ マユカ)
家が隣で幼稚園から小中高ずっと同じ学校に行っている、俗に言う幼馴染の仲だ
「反省の色全く無いな
……まぁ良いやちょっと待ってて」
そう言って玄関から寝室に行き鞄取ってからリビングに戻り、コップの中の牛乳を飲み干してから食パンを口にくわえ、キッチンに行きコップと皿を流し台に置いて、キッチンからリビングに戻りテレビを消してから玄関にまた戻った
「よひひふは(よし行くか)」
「食パン食べながらって何か昔の恋愛ドラマだよね~」
たれ目でほんわかした暖かな笑みを照良に向けながら風でセミロングの黒髪が揺れる
「……っあ、ああそうだな」
いつの間にかその笑顔見惚れてしまい、ついつい目を逸らし、適当な返事をしてしまう
「?、顔が赤いよ?」
「…気にするな
それよりも早く行かないとバスに乗り遅れるぞ」
赤面を隠すように速足でいつものバス停に向かった
「え!?ちょっ、ちょっと待ってよ~」
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