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トントン
「「失礼しまーす」」
「あ!岡本来たな。」
けーと「(来たなって、呼んだの先生じゃん)あ、はい」
ゆーり「けーとはなんで怒られるんだろうね」
りょ「ホントだよね」
「岡本…なんで髪の毛を茶色にしたんだ」
けーと「…え?」
「だから、なんで髪の毛を茶色にしたんだって聞いてるんだ」
ゆーり「なーんだ、髪の毛のことか」
りょ「ホントだよね。ビックリした」
ゆーと「ただいま。なんでけーとは呼び出しくらったの?」
ゆーり「おかえりー。なんか、なんで髪の毛を茶色にしたかだって」
ゆーと「へー。そんなことで呼び出したんだ」
けーと「いや、ちょっと染めてみたかっただけですけど…。なんか問題でもありました?」
「大問題だよ。茶髪申請書は書いて提出したか?」
けーと「茶髪申請書?なんですか、それ」
ゆーと「茶髪申請書って何?」
ゆーり「いや、僕も初めて聞いた。りょーたんは知ってる?」
りょ「うん、知ってるよ。茶髪にするときに書くって薮先輩に聞いたから」
「「へぇ、そうなんだ」」
「やっぱり書いてなかったんだな」
けーと「はい。だって、初めて聞きましたもん」
「そんなわけないだろ。入学式で説明してたぞ!」
けーと「そう言われましても…(入学式なんてでた記憶ないし…)」
ゆーり「えー?入学式で言ってた?」
ゆーと「いや、俺は覚えてないけど…。りょーたんは?」
りょ「うーん…、言ってたの聞いたことないや。僕は薮先輩が教えてくれて初めて知ったし」
ゆーと「そっか」
ゆーり「てか、茶色申請書ってネーミングダサいね(けらけら)」
りょ「それ言っちゃダメでしょ」
ゆーと「だけど、ダサくて(クスクス)」
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