トラブルof妖精国

4/6
前へ
/11ページ
次へ
「あんた…心読めんの?」 「いやだなぁ葛城様、全部口に出していらっしゃいますよ」 「マジか」 「マジです。それで戦ってくれますよね?」 葛城は考える。断りたい、非常に断りたいが、確かに小中学生に戦わせるのはどうかと思う。まぁ、だからといって葛城が戦わないといけない理由にはならないが。 とりあえず、何と戦うか聞いてからでも遅くはないんじゃないか? 「そうこなくては!!さすが葛城様です!」 「やっぱ心読めるだろ」 「そんなことは…ふふふ。これで王様に羽をむしられないですむ!!」 「…あんた苦労してんだな」
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加