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「あんた…心読めんの?」
「いやだなぁ葛城様、全部口に出していらっしゃいますよ」
「マジか」
「マジです。それで戦ってくれますよね?」
葛城は考える。断りたい、非常に断りたいが、確かに小中学生に戦わせるのはどうかと思う。まぁ、だからといって葛城が戦わないといけない理由にはならないが。
とりあえず、何と戦うか聞いてからでも遅くはないんじゃないか?
「そうこなくては!!さすが葛城様です!」
「やっぱ心読めるだろ」
「そんなことは…ふふふ。これで王様に羽をむしられないですむ!!」
「…あんた苦労してんだな」
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