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『ジーニアス!セネル!ちょうど良かった・・・お願い力を貸して!』
セネルは、こくっと頷くと、黒髪で長髪の女の子を背中に背負いながら、ギルド戦艦に走っていった。
数時間後・・・
戦艦内・医務室
『うっ・・・。』
『気がついたかい?だいぶうなされてたみたいだね?』
女の子は、医務室のベッドの上で身体をゆっくり起き上がらせると、赤くてツインテール髪の女の子が白いカップを手渡してきた。
『飲みな。喉渇いたろ?あんた・・・名前は?』
『・・・ニコル・・・ニコル=レティスキア。』
ニコルと名乗る女の子は、カップを手に取りながら答えた。
『レティスキア?確か古代語で・・・。』
『永久の不死鳥って意味ですよ。』
医務室のドアから、茶髪で長髪で、眼鏡をかけた青い軍服に身を包んだ男が現れた。
『なんだ、大佐か。』
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