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『おやおや?ナナリー何だかご機嫌ななめですね?』
『そりゃ・・・あんた永久の不死鳥って意味ぐらい私にだってわかるよ!』
ナナリーと呼ばれる赤髪のツインテールの女の子は、少し呆れ顔で答えた。
『ところで・・・あなたが持ってるその短剣と手紙・・・もしかして最近動き出しているヴァラハーツ軍の物・・・ですね?あなたは、・・・何者なんですか?』
ヴァラハーツ軍とは、今この世界を支配しよう企む革命軍の事だ。
『・・・わからない。自分の名前以外わからない。』
『・・・どうやら、記憶喪失のようですね。』
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