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「色々突っ込むところが満載だが
祭壇用って何だよ!祭ってどうするんだよ!」
クワッと目を見開き紅葉に詰め寄る刹那
「この気持ちまさしく愛よ!!
祭らなくてはいけないわ!」
「おかしいですよ!ただのストラクチャーに諭吉を投げ捨てるなんて!」
「諭吉は投げ捨てるもの!
※違います
諭吉が消えても代りはいるもの!」
そういうと財布から諭吉を四枚取り出す
「あんた(金銭感覚)は一体!なんなんだ!!」
久しぶりに熱くなる紅葉
しかし、店員に注意され
大人しく3つを買う刹那
店を出ようとしたときに誰かに話し掛けられる
「おい、そこの二人ちょっと待て」
そこには五人位であろう集団がいた
ふん…かつあげか
「なんかようか?」
顔色一つ変えずに集団に歩み寄る紅葉
あん?とした顔で紅葉を睨み付け
へへへっ…と笑いだす
「後ろのカワイコちゃんよ結構金持ってンじゃねーか
貸してくんねーか?」
「頭大丈夫君達?」
以前ヒータに向けた目で不良軍団を睨み付ける紅葉
「てめぇ、やんのか?こら?」
集団の一人が紅葉の胸ぐらを掴む、しかし紅葉は眉一つ動かさない
紅葉は拳を握り、殴りかかろうとしたその時に刹那が話し始めた
「いいわ、金なら沢山あるしね
…紅葉から手を離しなさい」
少し怖い顔で不良軍団に睨み付ける刹那
紅葉を掴んでいた一人の不良はその手を離した
紅葉は刹那に近づき言った
「あげるってお前…」
チッチッチッ
刹那は指を左右に動かす
「でもタダじゃないわ」
「あ?何だよ言ってみろ」
「貴方も一人のデュエリスト、デュエルで勝ったら構わないわ」
「へへへっ…面白れぇ…上等じゃねーか」
そう言うと刹那はとある場所に指を指す
「デュエル専用スペース」
「あそこでやりましょう」
「わかったぜ、ただしお前だけが条件を出すのは平等じゃねーな
お前、負けたら、俺達と遊んで貰うぜ
へっへっへっ…」
「こいつ…」
「落ち着きなさい紅葉、アンティルールは禁止だけど…まっ私が負けるわけないし
教師が来てもフリーっていえばいいかな
ねっ?紅葉?」
フフッと笑いながは話し掛ける刹那に妙に落ち着いてしまった
確かにそうだな、相手は俺と同じレッド、実力がブルーの刹那が負ける筈が無いよな
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