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遊戯王…それはカードゲームの一つである
様々なカードにより相手のライフポイントを0にして勝敗を決めるゲームである
このお話は遊戯王を学ぶとある生徒のお話である
場所はデュエルアカデミア
遊戯王について学ぶ専門学校である
六階建ての学校というよりはかなり大きな「城」という表現の方が正しいのかもしれない
施設の殆どがデュエルスペースや教室であり
まさしく「カードゲーム」を学ぶための学校である
当然プロのデュエリストになることも可能であり
プロのデュエリストとは立派な職業なのである
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キーンコーンカーンコーン
授業が始まる鐘が鳴る
今は一限目の授業であろう
俺は日下部 紅葉(ヒカベ モミジ)覚えといてくれ
俺は今は屋上で休憩中だぜ
えっ?授業?
ハハハ…サボります
何故?って面倒だからだよ
ほらとあるキングだって働いてないだろ?
それと同じ、俺も授業を受けないで寝てる方が楽なんだよね
ガチャッ
授業が始まっているにも関わらず屋上のドアが開いた
一人の幼女が辺りをキョロキョロしている
ハシゴを登り紅葉を見つけると呆れた顔をしてこちらに近づいてくる
「はぁ…見つけたわ紅葉…」
「…見えそうだぞパンツ」
寝ている紅葉に仁王立ちで立つ幼女
ニーソックスとスカートの間に見える絶対領域
幼女は慌てて後ろに下がる
「この馬鹿っ!早くおきなさいよ!」
しぶしぶ体を起こす紅葉
そして面倒臭そうな顔をしながら立ち上がる
「へいへい…んじゃ行きますか」
紅葉はハシゴを使わずに下に飛び降り早く来いと上にいる幼女に話し掛ける
彼女は冬樹 刹那(フユキ セツナ)
とある大手企業の社長の娘姉妹の一番下の子である
書いた通り親が金持ちなので沢山のレアカードを所持するありきたり設定である
容姿は、黒いロングヘアーにブルーの瞳、ニーソを履いている
紅葉と同い年なのだがどうみても小4である
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