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その質問に男は薄ら笑いを浮かべ、こう言った
「君……………見たよね」
「何をだ！？」
男は背を向けこう言った
「コロニー落とし計画…」
(コロニー落とし…あれか！)
アハルドは、男が落とした紙に書いてあった文字を思い出した
男は続ける
「宇宙移民者による地球人への粛清…それがコロニー落とし計画だ。地球にコロニーを落とし、地球を人類を破滅させる」
アハルドはそれに反抗した
「そんなのバカげてる！！大体何でそんなことするんだ！」
「何で？そんなこと考えれば分かるでしょう？毎日のように攻撃してくる地球人…その戦争で犠牲者がでないわけではない…今は戦争をしているんだよ！地球人と！宇宙移民者が！あなただって一度は思った事があるでしょう？奴等が邪魔だと！」
アハルドはその言葉に黙りこんだ
(確かに…そう思った事がない訳じゃない…でも、だからってそんなのは、おかしいじゃないか)
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