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少年たちは、黙り込みました。
その声が、あまりにも真っ直ぐだったから。
「じ、じゃあ……なんでだよ」
ふっ
さっきの空気を和らげる笑みをしてから、少女は腰に手を添え仁王立ち。
胸を張って、深呼吸をし、
そして……
『ちびも意気地無しも個性!!!』
………と、言い放ちました。
「…………」
唖然とする少年たち。
「…………」
と、小さな男の子。
ぶ
わははははは
僅か数十秒後、
少年たちの、笑いが広まりました。
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