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自転車を飛ばすこと 数十分 刹夜の学校は駅の近くにある 「おー。 けっこーでかいじゃん。」 自転車を立ち乗りしながら校舎を見上げた まあ、テレビやアニメ、マンガでよくみる 学園とか学校とかそんなかんじ。 敷地内にはいり 駐輪場らしきところに自転車を止めて理事長室を目指す。 が、当然どこにあるかがわからない。 ……さーて、どうするか…。 1、そこらへんの人に聞いてまわる。 2、ぶらぶらして探す。 3、放送室を占拠して刹夜を呼び出す。 俺は迷わず3にした。 なぜって? 少しあるいたところに放送室を発見したからさ。 コンコン ガチャッ 「しっつれーしまーす。」 放送室にはいると 中には数人の男子がいた。 「ちょっとコレ、借りていい?」 笑顔で機材を指差して聞く 首を縦にふったから 使っていいってことだよ…な? えーっと…スイッチはーっと コレか? 俺は適当にボタンを押した すると、突然音楽がなりはじめた。 「なん、だと…これは…っ 初●ミクの暴走…だと…!?」 俺はここにいる放送部員と仲良くなれそうな気がした。 「おっと、最初の目的を忘れる所だった。」 今度はそこにいた男子にやり方を教えてもらったから大丈夫だ。 ぴんぽんぱんぽーん 『えー、樟禾刹夜    樟禾刹夜 今から10分以内に放送室にこい これなければ ベッドの下にあるエロ本をすべて燃やします。』 ぴんぽんぱんぽーん… きっとコレで刹夜は来るはず。
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