4/10
前へ
/20ページ
次へ
羅は数年前、今海外へ飛び回っている両親によって保護されて家に来たんだ ゙人間ではないモノ゙は 特別な人にしか見えない 昔は皆見えてたらしいけど、今じゃほとんど見える人はいない そしてなぜかそれと同時に ゙人間ではないモノ゙も 最近は見かけなくなってしまった。 だからこの辺りで 見える人は俺らだけってこと そして必然的に゙人間ではないモノ゙を保護しなきゃいけなくなった。 まあ保護したぶん金もらってるからいいんだけど。 だけど、母さんも親父もひでえよな… 学校から帰ったら [栗埜へ ここら一帯はお前にまかせる 父さん達は仕事という名のバカンスへ行ってくる。 だから、よろしくな☆       父、母より] というメモ書きと 通帳が机に置いてあっただけだったし! つか、俺なんもしんなかったのに! しかも面倒なやつばっかりおいていきやがって…っ くそう 「りつやー?」 「あ、あー…ま、とりあえず飯作るから みんな起こしてきて。」 「らじゃー!」 ぴしっと額に手をあて ぴょん とベッドから飛び降りていった。 この家には羅以外にあと3人も厄介なのがいるんだもんなー… 「はあぁぁぁぁー…」 俺は長々とため息をついた
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加