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「よろしくな、高島。」
「はい、よろしくお願いします。りょっ…………星野課長!」
「ふふっ(笑)今、椋って呼びかけただろ?」
「そっ、そそそんな事ありません!」
「ふーん、そっか。まー、良いや。案内頼むよ。」
「はい、私に付いて来てくださいね。」
私は、先輩に社内の隅々まで案内する。
無駄にたくさんある非常口の案内までしっかりとしてしまった…;
その事に、少しだけ後悔しながらも、少しでも先輩と一緒に過ごすこの時間を長くしたかった私の隠せない想いが出てしまった結果だろう…;
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