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「先輩には、いるんですね…どんな事も乗り越えられる、大切な人が…」
泣かないで…私!
先輩が幸せならそれでいいじゃない!!
そう思うのに…
そう、思いたいのに…!!
私は、溢れる涙を止められなかった。
「美桜……?」
心配そうに見つめる椋先輩。
これ以上、迷惑かけちゃいけない!
「私、コンタクトなんですけど、ゴミが入ったみたいで…」
「えっ!?昔は裸眼だったろ?」
「時間が立ち過ぎてるんです…先輩も変わった様に、私も………変わってしまったのかもしれません…」
「美桜…」
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