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日に日にエスカレートするイジメに、ただ耐えるしか出来なかった。
だけど、椋先輩にだけは絶対に言いたくない!
だって…
やっと手に入れた恋なんだもん…
絶対に失いたくない…!!
「美桜ー!今日は一緒に帰れる?」
「あっ、椋先輩!もちろんですっ!!」
唯一の救いは、先輩が一緒にいる時には誰も何もして来ないこと…
先輩の隣にいる時だけが、安らげる時間になっていた……
先輩との時間を守る為に…あんなイジメなんて、私は耐えてみせるんだからっ!!
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