10年前の記憶

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日に日にエスカレートするイジメに、ただ耐えるしか出来なかった。 だけど、椋先輩にだけは絶対に言いたくない! だって… やっと手に入れた恋なんだもん… 絶対に失いたくない…!! 「美桜ー!今日は一緒に帰れる?」 「あっ、椋先輩!もちろんですっ!!」 唯一の救いは、先輩が一緒にいる時には誰も何もして来ないこと… 先輩の隣にいる時だけが、安らげる時間になっていた…… 先輩との時間を守る為に…あんなイジメなんて、私は耐えてみせるんだからっ!! .
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