10年前の記憶

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並んで歩いてる私だけが知っている先輩の真横からの顔… 切なくなるくらいに、私は先輩が大好きなんだと実感する瞬間… 「美桜、またちょっと痩せた…?」 「えっ!?あっ、はい!あはは、ダイエット大成功かな~☆」 無理に笑ってみせる。 「ダイエットなんかする必要ないだろ(笑)少しくらい肉が付いてる方が俺は好きだよ(笑)」 「椋先輩…」 ウソ。 本当はダイエットなんてしてない… イジメられる様になってから、食べては吐く様になってしまっていた… .
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