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さらに好都合な奴からの電話だ。
心の中では裕太を“神”と崇めよう(笑)…今だけな(笑)
「支社長、申し訳ございません。電話に出てもよろしいでしょうか。この電話の主は、前支社でお客様とのトラブルを抱えた社員でして、恐らくその相談かと…」
「おぉー、それはいかん。すぐに出てあげなさい。」
「はい。」
そして俺は立ち上がり、少し離れて電話に出る。
「はい、星野です。」
「あっ俺、裕太ー!久しぶりだな、椋!」
裕太は、高校の同級生だ。
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