再会

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―コンコン 『失礼致します。』 ―えっ… この声って…!! 「入りたまえ。」 「はい、おはようございます。」 「嘘っっっ!!!!?」 私は思わず声をあげてしまった。 私の声が届いたのか、椋先輩の視線が私に向けられる。 「みっ、美桜…!?何でここに!!?」 そう、まさしく私がこの10年間ずっと大好きでずっとずっと忘れられなかった“椋先輩”がそこに居た。 すごく驚いた表情の先輩… .
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