1章

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この人と四六時中一緒?信じられないっ。心臓が持たないよっ? 「御安心ください。一生側にいますから」 ドキッ 変に胸が高鳴って、そんな自分が嫌で、視線を逸らす。 「あ・・・」 「晃?何で人の娘口説いてるの?」 ウワサの父、登場・・・? 「失礼致しました。 予想外にお嬢様が可愛かったものですから」 か、可愛いって・・・。お世辞にしてもちょっと言いすぎじゃない?顔が熱い。 ・・・いや、待って。この笑み! 数時間前にも見た、変態発言のときの顔! もしかして、これが彼の素? だから言えるんだ! そうに違いない。 うぬぬ…、ブラックスワンめ。
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